発表会の開催
兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。
新型・コロナウイルスの感染が拡大しています。
そんな中、発表会の開催日が迫ってきていました。
大阪府・兵庫県の感染者が多くなり、発表会の日も残り1週間となったころ、
神戸市、西宮市の小学校に感染者が出たとの話が入って来ました。
芦屋市は両市に挟まれています。
1週間前ではありましたが、日曜日のNHKの7時のニュースで感染者が驚くほど増えてしまって、
発表会の中止を決断するしかありませんでした。
その日のうちに生徒さん皆様に電話でお伝えしました。
皆様、一様に驚かれましたが、感染の拡大は皆様ご理解されていましたので、
ご同意頂きました。
次の月曜日は会館の休館日でした。
その月曜日、生徒さんの保護者の方々からご連絡がありました。
生徒さんがおっしゃるには、
「兵庫県立芸術文化センターのステージでスタンウェイピアノを弾きたい」
「ここまで頑張ってきて、最後のステージが無いのは心の整理がつかない」
「何とか芸文で弾く方法がありませんか?」
とのご意見でした。
月曜日、一日中考えて、
「家族発表会」に切り替えよう!・・と思いつきました。
ご家族ごとでお子様の発表を聴く!・・と云う方法です。
その日のうちに再度ご連絡をして、日曜日のご家族の割り振りを致しました。
ここまでコロナの感染対策をして、安全を最優先にしてきました。
ここでリスクの高いことは、生徒さんやご家族のためにはなりません。
火曜日になり、そのような形でも良いのかどうか、会館にご連絡をしました。
会館からは、
「主催者の変更が無いこと」
「発表会の形式の内容が変わらないこと」
を守れば、そのような使い方でも構わないとのことでした。
そのような有り難いお言葉に甘え、
今回は「コロナの感染リスクの少ない安全な方法」を取らせて頂くことに致しました。
写真はごく1部です。
年長のK君、トンプソンの「きつつき」ギロックの「小川で水あそび」です。
K君は脱力が上手で、一音一音がとても良く響く音でした。
Mちゃん、ショパンのワルツ作品64の2です。
Mちゃんは年長の発表会の時に、ギロックの「ウィンナーワルツ」を弾かれました。
感性が豊かなお嬢さんです。
U君、2週間ほど前に、お母様のご実家からピアノを運ばれました。
ずっと電子ピアノでしたので、練習してもなかなか成果が得られず、ご提案を致しました。
たったの2週間でしたが、進歩が凄い!
湯山昭の「レーシングカー」とブルグミュラーの「貴婦人の乗馬」を弾ききられました。
Mちゃん、夏休みはいつもお母様のご実家のルーマニアに帰られるのですが、
今年はコロナの感染でご帰国を断念されての発表会への出演です。
ギロックの「ホリデー・イン・パリ」を弾かれました。
Mちゃんは英国王立音楽検定の実技テスト、筆記テストを毎年受けています。
今年はコロナの感染で春の実技テスト、筆記テストが開催されませんでした。
皆さん、ご家族だけの発表会でしたが、兵庫県立芸術文化センターの響きの良いホールでの演奏を楽しまれました。
このようなコロナ感染の困難な時期を乗り越えて、
皆が一同に集まり発表会を開催できることを心より願っています。
このような形の発表会となりましたが、
最後まで生徒さん、保護者の皆さんのご協力を頂きまして、
ありがとうございました。
※新型コロナの感染が拡大しています。
しばらくの間、皆様の安全のために無料体験レッスンは見合わせています。
無料体験レッスンを始めるときには、お知らせ致します。
ご理解頂きますよう、宜しくお願い致します。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
無料体験レッスン大好評受付中
〒659-0074 芦屋市平田町1-29
講師 矢橋高子(やばし たかこ)
桐朋学園大学 ピアノ科卒業
080-2441-8054
関連記事
-
オンラインレッスン開始
兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 新型・コロナウイルスの影響で、
-
M.S.ちゃん 生徒さんと保護者様の声
れんしゅうはたいへんですががんばっています。 せんせいとこれからもむずかしいきょくにちゃれんじ
-
年少さんのピアノレッスン
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 年少でピアノのレッスンに来られている生徒さん。 小さな
-
関西桐朋会「秋の講演会」~岩崎淑先生をお招きして~
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 私が所属する桐朋学園の同窓生と家族で作る『関西桐朋会
-
ツェルニー30番の前に
兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 バイエル上・下とメトードローズ、 又はトンプソン
- PREV
- 新しい生徒さん
- NEXT
- 生徒さんからのお手紙