タイトル付きのピアノ曲
タイトルがあっても・・
子どものピアノ曲の中で、タイトルの付いたピアノ曲集があります。
わかりやすい所では、ブルグミューラーの25の曲集ですね。
「狩り」「タランテラ」「貴婦人の乗馬」など、面白いタイトルが沢山ついています。
ヨーロッパならではのタイトルですね。
私はこの曲集に入ったら、どんな感じで弾いたらいいか?又、どんな風に弾きたいか?、タイトルからどんなことを感じるか?など、生徒さんと色々な話をして、曲のイメージをふくらませてもらいます。
この曲集は、ピアノを弾く上で、日本人にはなかなか感じ取れない、音楽の表し方の基礎が詰まっていると思うからです。
こんな時にスマートフォンで
今はスマートフォンと云う、とても便利なツールがあるので、わからない言葉や、子供達がイメージしにくい言葉をすぐに探せます。
以前は写真を探して見せたりしていましたから、本当に便利になりました。
「貴婦人」なんて言ってもわかりませんし、まして、その貴婦人が乗馬しているなんて、イメージするのは難しいと思います。
それを写真で見せると、少し分かったりするものです。
そうすると、最初の部分は見違えるように弾いてくれる生徒さんがいます。
誰でも持てる『想像の翼』!
イメージできても、結構難しい曲なので、上手く弾けない場合がありますが、私はそのイメージすることが大切だと考えています。
本を読んでも、イメージができないと、面白い本も興味が持てないですよね。
それと同じで、そうそう、朝の連続テレビ小節の「花子とアン」で言うところの、『想像の翼』です。
ヨーロッパで生まれ、育ったピアノの曲を理解するには、この『想像の翼』を広げることは、とても大切な事だと思います。
「牧歌ふうに」と云うタイトルも、日本の牧歌とヨーロッパの牧歌は全く違いますよね。
それをうま~くイメージして、ピアノを弾くことが、もっと好きになるように、レッスンしていきたいです。
関連記事
-
友人と西宮市のテラスで!
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 今日は茨木市で桐朋学園の在学生と、卒業生のコンサート
-
ピアノデュオは面白い!
兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 もうすぐサマーコンサートを
-
マエストロ、岩村力先生!
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 昨日、 桐朋茨木教室の卒業演奏会、弦楽合奏科の定期
-
実技テストから学ぶこと
兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 先日、桐朋・茨木教室で ピアノとヴァイオリン
-
モーツァルトのトルコ行進曲
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 モーツァルトのトルコ行進曲はみんなが
-
関西桐朋会「秋の講演会」~岩崎淑先生をお招きして~
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 私が所属する桐朋学園の同窓生と家族で作る『関西桐朋会
-
体験レッスンと電子ピアノ
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 体験レッスンに来て下さったSちゃん、 お母様もSちゃん
- PREV
- ピアノを弾くときの座る場所
- NEXT
- 夏期講習