ピアノを弾くときの座る場所

公開日: : 最終更新日:2014/08/01 レッスン

椅子の位置と座る場所

今日、友人が「小さい子どものピアノの座る場所ってどこ?」と聞くので、何の事?・・と尋ねました。

知り合いの子供さんで幼稚園、ピアノを習い始めたところだそうです。

そのお子さんがピアノにくっつくようにして弾き始めたので、「それは違うんじゃ無いの?」と言ったら、ピアノの先生が、両手の握り拳2つ分、ピアノから離れて座りなさい!・・と言われたそうです。

子どもの握り拳2つ分なの~?・・と云う話になりましたが、とにかく机で勉強している位に、ピアノにくっついているそうでした。

子どもに伝えるのは難しい

子どもに伝えるのって難しいですね。その先生の意図が上手く伝わっていないような気も致します。

まず、足台に足をきちんと置いて(足が置けるなら、なんでも良いと思います。足が安定しないと、上半身がグラグラするので。でもすぐに大きくなってしまうので、足台を買う必要があるのかどうかは、個々に考えてみましょう。)、自分の前の空間で、両手が行き来出来る程度に空けて座ると良いと思います。

肘が伸び過ぎるほど、後ろにはいかないように座ると良いですね。

導入でも、すぐに3オクターブ以上は動き始めますから、余り前に座ると身動きが取れませんが、子どもに伝えるのは難しいです。

なので、握り拳2つ分・・と伝えられた気がします。

大切なコミュニケーション

腕の長さや背の高さ、身体の大きさが関係しますので、先生と常にコミュニケーションがとれる関係がイイですね。

とても大切なことだと思っています。

生徒さんは勿論、保護者の方とも、話しやすい環境づくりを大事にしています。

 

関連記事

ベートーヴェン

Adagioってむずかしい

ソナタの2楽章 今、ベートーヴェンのソナタの2楽章(Op.2No.1)を弾いている生徒さんがいます

記事を読む

レッスン室のドア

個性的な生徒さん達

芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 「カノンピアノ」の生徒さん達、 「こんにちは!

記事を読む

正しい手の形

5の指の第3関節

両手の5の指 小さい生徒さんの5の指は、他の指に比べて、柔らかく、意識してもなかなか出来てきません

記事を読む

二人でお茶

たまには生徒さんと!

私のレッスン室は「飲食禁止」なのですが、最近「飲」は仕方がありません。 確かにピアノの練習をし

記事を読む

シューマンの楽譜

ピアノの練習の進め方

イヤにならない魔法 導入のピアノの練習は、時には難しい練習が出てきます。でも、難しい練習は2~3週

記事を読む

楽譜を書こう!

芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 ピアノの生徒さんで7歳までの方には、絶対音感トレーニ

記事を読む

10台のピアノ

母との夢

悩んでいると・・ ピアノを弾いたり、生徒さんを教えたりしていると、必ず何か、立ち止まって考えたり、

記事を読む

ポロニアコンサート

桐朋(ポロニア)コンサート

芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 今年ももう、1月の半ばを過ぎました。 そろそろ

記事を読む

音符

ヘ音記号&ト音記号

五線に慣れると。 生徒さんが五線の楽譜に慣れてくると、次は加線、 特にト音記号&ヘ音記号の間

記事を読む

バイエル

レッスンが始まります

今日、5日からレッスンが始まります。 今年はR君のレッスンからスタート致します。 皆さん、2

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


  • ブログ 音大受験 英国王立音楽検定 音ギャラリー スタインウェイ よくあるご質問 生徒さんの声 マイベストプロ
PAGE TOP ↑