弾いてきました🎹
兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。
先日、桐朋の子ども教室「茨木教室」で
ヴァイオリンの久保田巧先生の公開レッスンがありました。
私はNちゃんとラロ作曲の「スペイン交響曲」の伴奏を致しました。
伴奏と云っても、ラロのこの曲はヴァイオリンの伴奏になったり、対比したりと、理解し辛い曲です。
d moll であるのに伴奏はB dur?と思わせる音で始まったりします。
そのことをヴァイオリンの先生にお話すると、「あらっ、気づかなかったわ😊」とおっしゃいました。
ピアノはオーケストラの部分を弾きますので、和声感を感じますが、
ヴァイオリンは日々の練習が単旋律ですので、気づき難いそうです。
久保田先生のレッスンは、
『曲からどんな情景が思い浮かぶか?』・・と云うところから始まります。
先生から伺いますと、
「強弱だけのレッスンでは、ヨーロッパで生まれたクラシックに近づけない。」
「どのようなイメージで、どのような気持ちで弾くか!」
・・と云うことがとても大切だとおっしゃいました。
同じ森の中でも、日本の森とヨーロッパの森では、雰囲気が大分違います。
皆がヨーロッパに行けるわけではありませんので、テレビでも良いから、その雰囲気を感じておくことは大切ですね。
一番驚いたのは、フレーズを階段のように弾く!・・ということです。
ヴァイオリンですのでスラーで書かれているように、1フレーズで弾くのかとずっと思っていました。
また、ラロは和音が沢山で、
手の小さい私にはとても厳しい部分がありましたが、
これも自分にとっては良い練習でした。
YouTubeでピアノ伴奏を聴いたり、オーケストラバージョンを聴いたりして、
どのような伴奏が一番Nちゃんにとって良いのか、演奏し易くのかを考えて伴奏致しました。
公開レッスンの後、久保田先生とお話する時間があり、伴奏についてお伺い致しました。
久保田先生は
「伴奏は出るところはシッカリと出てきて欲しい」とおっしゃいました。
そうすると、
「ヴァイオリンを弾く方も、頑張って弾こうと思うから」
・・とのことでした。
私はある程度、オーケストラに準じて弾こうかと思いますが、それを嫌われる先生もいらっしゃいます。
先生によってまちまちですので、準備はどちらになっても良いようにしています。
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〒659-0074 芦屋市平田町1-29 講師 矢橋高子(やばし たかこ)桐朋卒 ピアノ
080-2441-8054
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