ピアノのヴァレーション(変奏曲)
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。
3月に入って、毎週のようにピアノのコンサートに出かけています。
来週も、再来週も!!
今年は3月のコンサートが多いです。
今日は兵庫県立芸術文化センターに行きました。
このホールは木目のきれいなホールで、阪急・西宮北口から、
雨に濡れずに行ける、とてもこの辺りでは貴重なホールです。
今日はブラームス作曲の「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」を弾かれました。
変奏曲を聴きながら、子どもの頃に
モーツァルトの「きらきら星の主題による変奏曲」を弾いたことを思い出していました。
主題は本当に「きらきら星のメロディー」で始まります。
最初の2段はとてもシンプルです。
先に進むにつれて、
個々のバレーションの性格や気持ちの変化を読まなければなりません。
また、そのためのテクニックも必要です。
一曲ずつが短いですが、本当に難しく、またとても勉強になります。
最後になるにつれ、最初とは比べ物にならないくらい、難しくなります。
今日のブラームスは聴いていても大変さが伝わる、超難曲です。
この曲を聴きながら、モーツァルトの「きらきら星変奏曲」を思い出したなどと、
ふとどき者ですが、いやいや
変奏曲って難しいな!・・とついつい思った次第です。
でも、変奏曲がピアノの先生から頂けるのは、
先生は「ピアノが上手に弾けること」や「変奏曲が弾けるだろう」
と思っていると云うことですから、生徒さんにとっては課題ですが、
進歩している証拠のようなものだと、私は思います。
まだまだ小さい生徒さんが多い、「カノンピアノ」ですが、
是非弾いて欲しい、挑戦して欲しいです。
今は次々とバッハのメヌエットの方が続きます。
シンプルな良い曲ですが、シンプルな分、難しい曲です。
そういえば先日、ピアノのコンサートのアンコールに、
ベートーヴェンの「エリーゼのために」を弾かれたピアニストがいらっしゃいました。
それはそれは素敵な音色で、ベートーヴェンがいかにエリーゼが好きだったか!・・がわかる演奏でした。
子どもの曲ではないんですよ~
でも
有名な曲だから、皆が知っている曲だから、「怖いです!」
・・と弾かれる前におっしゃっていました。
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