ピアノを弾くときの脱力 ボディーマッピング①
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。
今回から少しシリーズにして、アレクサンダー・テクニックを基に、
身体の構造のマッピングや腕や手、筋肉、呼吸などのマッピングについて、
書いていきたいと思います。
ピアニストは
かなり身体に大きな負担をかけて、
身体の痛みや故障を抱えている方がいらっしゃいます。
それは身体の使い方と脳で作業する、ピアノに対しての大きな間違いがあるとアレクサンダー・テクニックが教えてくれます。
まず身体に関してですが、以前から私が何度かこのブログで書いているように、
ピアノはヴァイオリンなどと違って
、西洋の大きな男性や女性から、
日本の小さな年少さんまで、同じ楽器を使うことになります。
ヴァイオリンは身体の大きさによって16分の1から楽器がありますが、ピアノは鍵盤の数も鍵盤の幅も、どのピアノでも同じです。
つまり小さな
生徒さんは自ずと力に頼って弾きがちです。
しかし、そんなことを小さな時から繰り返していると、ピアノは力で弾くものだ!、大きな音を鍵盤を叩いて出すものだ、
そのためには腕や手首が痛くても、ある程度我慢しなければならない!・・と
勘違いをしてしまいます。
ピアノの構造を知っていれば、ピアノをごく初歩から、力を入れず、指の形を整えて、
そんなに力を入れずに、美しいタッチ、きれいな音色が作り出せます。
小さな生徒さんは良い習慣はなかなかつきませんが、何故か悪い習慣はすぐに身についてしまいます。
又、ついた習慣はなかなか修正出来ません。
何事も初めが肝心です。
さて、まずボディーマッピングです。
写真のように、
身体は真っ直ぐになっていなければなりません。
背中を真っ直ぐに!・・と言いますが、
実は背骨は背中にありますが、本来、
意識しないとならないのは、背骨の内側、
つまり背中側では無く、
もう少し身体の中心部の事を言います。
耳穴、肩口、背骨の内側、腰が一線に並んでいる立ち方、
座り方が最も自然と云えます。
小さなお子さんになればなるほど、まずは基本的な姿勢を整えなければなりません。
勿論、大きくなれば、足も足台からは離れ、自分の上体の位置が良い場所に座ることになりますが、
足台の必要な子供のときこそ、きれいな姿勢で弾くことが大切です。
ピアノのレッスンはたかだか、週に一回、30分から1時間位のものです。
ですから、どうしても
ご家庭での練習に気を付けて、
楽な形でピアノが弾けるような努力は、どうしても必要です。
初めは少ししんどくても、慣れとは恐ろしいもので、そのうちきれいに座ることが出来ます。
毎日の練習が大切な身体のマッピング練習になりますね。
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