辻井伸行さんのピアノが教えてくれたこと
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。
2009年にアメリカで行われた「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」で優勝された、
辻井伸行さんのコンサートが、大阪のフェスティバルホールでありました。
リストのコンソレーション第3番、「ラ・カンパネラ」がソロ、
そのあとラフマニノフのピアノ・コンチェルト第2番。
リストのコンソレーションが
心に沁みる音色で、優しい気持ちにさせてくれました。
「カンパネラ」はキーシンのファンだったのですが、
辻井さんの演奏は、優しく、そして激しく、心をとらえて離してくれません。
久しぶりに素晴らしいピアニストに出会えた嬉しさと、全盲である辻井さんの音楽人生を考えながら、
フェスティバルホールの座席で、ただただ辻井さんが奏でるピアノ演奏に聴き入っていました。
辻井さんは
必ず少し右(観客の方)に顔を向けながら演奏されます。
バランスが悪いように見えるのですが、的確な演奏では、それは全く関係のない事なんですね。
そして、明るい方なのか、本当に暗い音は余りしませんでした。
ここまでなられるのに、
親御さんや先生方、そしてご本人の努力は並大抵ではなかったと想像されますが、
あきらめず、忍耐強く、皆さんのお力の結集の賜物だと、ただただ感心し、感動しながら聴き入っていました。
素晴らしいピアニストの演奏に出会えたことに感謝して
、フェスティバルホールを後にしました。
私自身の生徒さんにも、自分の持てる力を、精一杯出して、育てていきたいと、改めて強く思いました。
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