ピアノを弾く時の脱力 腕 ②

芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。

今回はピアノに向かう時の手と腕の骨の成り立ちについて書きます。

両手を真っ直ぐ前に出して、

ピアノを弾く形で、手の甲を上にしてみましょう。

手のひらを、親指側に回します。

そうすると、45度程回転しますが、それ以上は回りません。

次に手の甲を上にして、

小指側に回します。

そうすると手の平が上になり、180度回転します。

これは手首につながる肘からの「骨の付き方」によるからです。

肘から手首までの骨は尺骨と橈骨と云う2本の骨で出来ています。

手の平を上にすると真っ直ぐになり、手の甲を上にすると、2本の骨がクロスします。

腕の骨の仕組み

 

→手の平が上

 

 

→手の甲が上・ピアノを弾く時の状態

 

ですから、

手は小指を主軸にした方が、不必要な力がかからなくなります。

ところが、小指は、小さい時はピアノを弾くのに使うのは、

指も細いし、立たないし、大変難しいと言えます。

そこで、どうしても

親指の方に手が寄りがちです。

それが、力を入れてしまう原因になり、

ピアノを弾く時にの大切な脱力の妨げになってしまいます。

ピアノを弾くには、まず腕や手の関節がどのようになっているのかを、

良く理解する必要があります。

ただ、ひたすら練習をすれば、ピアノは弾けるようにはなるかも知れませんが、

ピアノと格闘することになり、

疲れる作業を繰り返すことになってしまいます。

年中ですが、指の骨の仕組みを理解して感じて弾いている生徒さんの動画をご覧ください。

脱力と関節の動きを練習してから、2週間です。

 

 

芦屋市 ピアノ教室「カノンピアノ」

http://canonpiano.com

「カノンピアノ」 日常のあれこれ ブログ

http://ameblo.jp/canonpianoyabashi/

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

カノンピアノ教室

無料体験レッスン大好評受付中

〒659-0074 芦屋市平田町1-29

080-2441-8054

レッスン室 スタンウェイピアノ

 

 

関連記事

芦屋川・六甲山

芦屋川から

今日はピアノの練習を終えてから、衆議院選挙の投票に行って来ました。 途中、芦屋川を渡って、松浜

記事を読む

no image

音階の指の運び方

大切な音階の練習 5本の指がキレイに動くようになったら、いよいよ指をくぐる、音階の練習が始まります

記事を読む

連弾リレー ウォルフガングの玉手箱

連弾リレー「ウォルフガングの玉手箱」

兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。   今年の発表会は春畑セロリさんの

記事を読む

クリスマスベアー

もうすぐクリスマス!

芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 今年も早や、12月。 何となく慌ただしくなって

記事を読む

苦手意識を作らないために(譜読み)

芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 小さい時から「カノンピアノ」教室に通って下さる生徒さ

記事を読む

年中 K君 バイエル下巻

レッスン再開から2週間

兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 6月に入り、ようやくレッスンを再開致しました。

記事を読む

Player_piano_keyboard

自動ピアノ

自動ピアノ 梅雨が明けて、暑い夏がやってきました。 今日、神戸の病院で、自動ピアノの演奏を耳

記事を読む

ピアノの練習

毎日の積み重ね

ピアノを演奏する!・・と云うこと ピアノを弾いて、暗譜をして、人前で弾く!・・ということは、簡単そ

記事を読む

男兄弟

抜かれてもイイ!

芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 先週のピアノのレッスンの時、 生徒さんが弟さんを連

記事を読む

ツェルニー30番の前に

兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 バイエル上・下とメトードローズ、 又はトンプソン

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


  • ブログ 音大受験 英国王立音楽検定 音ギャラリー スタインウェイ よくあるご質問 生徒さんの声 マイベストプロ
PAGE TOP ↑