スケールの思い出
スケールは大切
導入の時期にスケールの練習を、曲と上手く組み合わせると、
キレイな手の形で上手に親指がくぐれるようになります。
スケールはピアノの曲の中に、色々な形で出てきます。
良く練習しておくと、どんな時にも困らないので、毎日の練習課題にしておきたいです。
私自身もそうでしたが、スケールはつまらない練習だと思いがちですが、
毎日積み重ねる事で、成果は必ず出ます。
運動と同じです。
ハノンは嫌いでした
子供の頃、ハノンが嫌いでした。
しかし、桐朋に入るとハノンの試験がありました。
切羽詰ると、できるのですから、普段から弾いておけば良かったと、その時つくづく思いました。
ユニークな練習
私が子供の頃習っていた先生の生徒さんで、お母様が水泳の選手だった方がいました。
ハノンのスケールが何秒で弾けるか!・・と日頃から、ストップウォッチを持って、
お子さんに練習をさせていました。
「そんなアホな・・」と子供心に思っていましたが、見事なスケールの弾きっぷりで、
驚いたことを、今でも覚えています。
私の先生のご指導も良かったのだと思います。
決してレッスンで、お母様を否定はされなかったことも、良く覚えています。
この子はこのモーツァルトのソナタを何分で弾く!・・とか、とても面白いお母様でしたが、
お母様なりに一生懸命だったのだと思います。
ハノンのスケールを生徒さんが弾くのを聴くと、良くそのお母様のことを思い出します。
関連記事
-
眠くなって、疲れが出る頃
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 今年も春のゴールデンウィークに突入です。 この
-
Adagioってむずかしい
ソナタの2楽章 今、ベートーヴェンのソナタの2楽章(Op.2No.1)を弾いている生徒さんがいます
-
夏の終わりの身体メンテナンス
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 厳しい暑さのこの夏、涼しい風が吹いてきたところで、
-
ようこそ、体験レッスンへ!
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 「カノンピアノ」ピアノ教室にお越しいただきまして、ありが
-
指揮者もイイかも・・?
合唱コンクールの優勝! 教室の生徒さんで、学校の合唱コンクールの、指揮をした方がいらっしゃいます。
- PREV
- 秋はコンサートが目白押し
- NEXT
- ヴァイオリンの伴奏