友人のピアノリサイタル
ピアノリサイタル
先週末、小学校からの同級生で、私の母のお弟子さんの、ピアノのリサイタルに、川西まで行って来ました。初めて行くホールで、芦屋からは、知らない場所のせいか、1時間以上かかってしまいました。ピアノの音が素直に客席に響く、とてもキレイなホールでした。ステージが見やすいのも、とても良かったです。
楽しいプログラム
前半がピアノのソロ、後半は木管楽器とのピアノトリオでした。彼女の曲への着眼は、いつも私に新鮮な驚きをもたらしてくれます。今回は同窓生の作曲家に編曲を依頼して、ストラビンスキーの小品をピアノトリオにされていました。ホールの天井までの高さが高く、木管楽器の響きに包まれるようで、柔らかい音に満たされた、ホッとする空間でした。木管楽器の響きに合うのでは?・・と感じるところが、私とは視点が違って、面白いです。又違った視点って、自分一人でピアノを弾いていても、インスピレーションがなかなか湧きません。視点を変える面白さを、常に持ち続けるのは、素晴らしいと、いつも感じています。
プーランク
プーランクの「ピアノ、オーボエ、ファゴットのための三重奏曲」は、友人とプーランクのピアノ協奏曲を良く聴き、弾いたことを、思い出させてくれました。プーランクのピアノ曲って、なんでもないように聴こえて、実はなかなか難しいです。彼女もプーランクは難しかった!・・と言っていました。でも楽しい曲ですよ、プーランクのピアノ協奏曲も。1ど聴いてみて下さい。
木管楽器とスカルラッティ
一番新鮮だった、というと怒られるかも知れませんが、スカルラッティのピアノソナタのE‐durの曲を、木管とのピアノトリオで演奏されたことです。ピアノのソナタの曲では有名ですが、あのホールで木管楽器で聴くと、スカルラッティの曲が宮廷音楽・・と云うことになんだか合点がいって、サロンコンサートのようでした。こんな感じで昔は音楽を楽しんでいたんだな、・・と思いました。楽しい有意義なピアノの演奏会でした。
ピアノの仲間
帰りに、プラットフォームで思いがけない人に会いました。音楽大学も違って、どこにも接点が無いように思いますが、音楽の世界って狭いんです。みんな色々なつながりがあり、驚きます。それに、音楽の仲間ですから、これからも楽しいつながりに出会えることを期待して!大切にして!
関連記事
-
-
関西桐朋会50周年記念コンサート
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 私の所属致します、 「関西桐朋会」が2016年に創
-
-
ABRSM(英国王立音楽検定)に挑戦中
兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 Mちゃん、ABRSM(英国王立
-
-
ピアノのヴァレーション(変奏曲)
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 3月に入って、毎週のようにピアノのコンサートに出かけてい
-
-
生徒さんとの連弾の練習が始まりました。
今日は生徒さんとの、1回目のピアノデュオの練習でした。 ブラームスのハンガリー舞曲の4番を一緒に弾
-
-
関西桐朋会・新人演奏会
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」の矢橋高子です。 私の所属しております「関西桐朋会」では、
-
-
関西桐朋会コンサートシリーズvol.3 inひょうご
みんなの力で。 関西桐朋会のコンサートシリーズも、今年で3回目を迎えます。 2年に1度の割合
-
-
三善晃先生 追悼コンサート
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 長い間、桐朋学園の学長を務められた、三善晃先生が急逝
-
-
ベルリン・フィルの野外コンサート
懐かしい野外コンサート テレビでベルリン・フィルの野外コンサートが放映されました。 オーケス