ピアノ&ヴァイオリン公開レッスン

兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。

今年も、桐朋学園のこども教室・茨木教室でピアノとヴァイオリンの公開レッスンが開催されました。

今年のピアノの公開レッスンは仲道郁代先生、

ヴァイオリンは茨木教室・室長で桐朋の主任教授の久保田巧先生です。

 

ソナチネのレッスンでは、全楽章に一つ一つの表現が考えられています。

ハーモニーの変化、

やさしさやドラマチックな表現、

同じ音を弾く時の音の重さの変化、

など、細かなところまでご一緒に弾きながら、レッスンをして下さいました。

 

Cちゃん ソナチネ ディアベリ

ソナチネを弾くCさん

Mちゃん バッハ インベンション

バッハのインベンションなど

 

音楽がどこで生まれたか?

作曲家は何語を話していたか?

など、思いを巡らせるのはとても大切なことです。

日本語の持つイントネーションとは、全く違います。

 

今年はショパンの作品も多かったです。

ショパンのエチュードOp.25にNo.2は、Op.25のNo.1と共最初に生徒さんに弾かせますが、

やはりショパンは難しいです。

ただ弾ければ良い訳ではありませんから。

 

ショパンの作品には倚音が多く、またそれがとてもショパンの作品の魅力です。

倚音を大切に弾き、ショパンの音楽の光と影が浮き出されます。

また、

ショパンの曲には上手なペダリングが欠かせません。

薄墨のようにペダルを踏んだり、和音と同時、前踏み、後踏みなど、多様な踏み方があります。

細かな音の表現付けにはペダルが重要です。

更に

ショパンの楽譜を細かく読んでいくことが大切である

ことを、細かくご指摘下さいました。

 

他の先生のピアノのレッスンは、私自身のレッスンの方法を客観的に見せてくれる、大切な機会です。

 

教室長である久保田巧先生のヴァイオリンのレッスン、一見ピアノには関係ないように思えますが、

ピアノと真逆な楽器であるヴァイオリンのレッスンを聴くことは、

私に色々なヒントをくれ、

ピアノとはまた別の考えが浮かんだりして、面白いです。

 

今年のレッスンは、コンクールを目指している方が多く、曲目が同じになったりしましたが、

弾き手が違うと、曲は別の顔が見えてきて、とても興味深くレッスンに聴き入りました。

 

バッハ パルティータ

生徒さんと話をされながらのレッスン

モーツァルト コンチェルト

先生が弾かれながらのレッスン

 

先生の音色やテクニックのご指導は、ヴァイオリンの4本の弦を上手に弾き分けられ、

手首や腕の使い方には、驚くものがあります。

関節の柔軟さや、弾くタイミングを上手くとらえるテクニックには、ヴァイオリンを弾かない私ですが、

面白く、拝見いたしました。

 

公開レッスンは生徒さんにとって、これからの道しるべになるのではないかと、

熱心に楽器と向き合う生徒さんを、毎年とても楽しみに拝見しています。

この夏は、他にもピアノとヴァイオリンの公開レッスンを聴講する予定にしています。

 

先生もピアノを弾き、聴き、勉強の日々です。

 

 

カノンピアノ」 日常のあれこれ ブログ

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カノンピアノ教室

無料体験レッスン大好評受付中

〒659-0074 芦屋市平田町1-29

講師 矢橋高子(やばし たかこ)

桐朋学園大学 ピアノ科卒業

080-2441-8054

レッスン室 スタンウェイピアノ

 

 

 

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