毎日練習! 練習ノート!
兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。
11月23日(金・祝)に芦屋の「クラシカ」で演奏してきました。
「錦秋のデュオ」なんてお恥ずかしい限りですが、心から楽しめたコンサートでした。
秋の連休の中、聴きに来て下さった方々に、お礼申し上げます。
さて、ピアノの3人は、今年の暑~い夏に、一度「お手合わせ」を致しました。
私は発表会前に、練習時間も取れないまま、取りあえずの「お手合わせ」で、あっちもボロボロ、こっちもボロボロで、
「さてどうしたものか!!!」と考えるばかり。
とりあえず、生徒さんの発表会を思いっきり頑張って、それまでは、この曲には封を致しました。
昔から、
沢山の事を同時にするのは苦手です。
体力もそんなにある方ではありません。
また、
自分の力が分散してしまい、集中力に欠けてしまいます。
ですので、
まずは目の前の発表会に精一杯力を注ぎ、
それからコンサートの曲に全力を注ごうと思いました。
発表会が終わってから、
私は「毎日練習!」することを心に決め、
時間の無い日は弾けていないところを、時間がある日は全曲に時間をかけて弾きました。
ところが、途中でどうも
自分の好きな曲から弾いている自分に気づき、
練習ノートを付けることにしました。
「好き嫌い」や「弾ける弾けない」に関わらず、全曲に力を傾けるには、
「弾いた気になる」のが一番危ないことです。
練習ノートを付け始めると、曲が少しずつ形になり、かける時間が上手く調整出来るようになりました。
やたらと時間をかけても、出来ないものは出来ませんので、
この辺からは、どの程度の期間で弾けるかを、逆算してかける時間の調整です。
「毎日の練習」は自分を裏切らないと信じての事です。
最後に信じられるのは、
一生懸命練習した自分と、毎日練習した事実だけです。
ピアノのお一人は小樽に住まわれているので、一緒の練習は前々日、前日練習のみです。
若い時はともかく、このような綱渡りは何十年かぶりで、本当に怖い2日間合わせ。
力が出せたり、出せなかったり・・は、
「練習の後の夜特訓」と「苦手な朝起き特訓のみ」で調整しました。
音楽は生き物ですし、それを演奏する私たちも生き物です。
何が出るかわからないドキドキを抱えながら、「弾いて・喋って・笑って!」と、本当に楽しい凝縮の3日間でした。
今から考えると、
「練習は長~く、コンサートは一瞬!」
その一瞬のために、頑張っているんです。
さて、コンサートは終わり、疲れた身体は残っていますが、
また前を向いて生徒さんと今日も楽しくレッスンをしました。
コンサートに誘ってくれた友人に心から感謝しつつ、次の目標を立てて、また頑張っていきますね。
皆様、ありがとうございました。
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〒659-0074 芦屋市平田町1-29
講師 矢橋高子(やばし たかこ)
桐朋学園大学 ピアノ科卒業
080-2441-8054
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