発達障害とピアノ ②
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。
「発達障害」の事を知れば知るほど、
グレーゾーンの広さと奥深さに驚きます。
病名が解らなかった頃は、「落ち着きがない」とか「集中力がない」、などと言われていただけの子どもさんも、
病名が付いたことで、保護者の方がショックを受けられることがあると思います。
特に「障害」と云う言葉は、なかなか受け入れがたい言葉だと思います。
「完璧な人が存在しない!」・・ことを考えると、皆それぞれにグレーな部分を持っていると思います。
ところが何か目立ったことがあると、「○○障害」等と云う言葉が付いてしまいます。
ピアノが一番子どもの力を育てるのは、
発達障害の中でも
「集中力」だと思います。
集中力は人によって、長い集中時間が続く子どももあれば、続かない子どももあるでしょう。
それは「発達障害」で「ある」「なし」に関わらないと思います。
譜読みをしていく「集中力」、間違わないで最後まで弾く「集中力」、速く間違えないで弾き終える「集中力」、
覚えて(暗譜)弾く「集中力」と云ったように、1曲を弾く過程は限りないです。
また、他の楽器に比べて、
両手で別々の事を一度にする!・・と云う「大変な集中力」です。
両手で弾き進めていく間に『どこが一番苦手なところか?』を知ることが容易にできます。
この「集中力」を小さい時から育てるために、少しずつ譜読みや暗譜をしていきます。
初めから取り組みが上手く出来る子どもさんもあれば、なかなか出来ない子どもさんもあります。
同じ課題でも、難なくこなせる子どもさんもいれば、なかなか取り組んでいくのが難しい子どもさんもいます。
それは、どのようなお子さんでも千差万別です。
しかし、ピアノの楽譜売り場に行って下さればすぐにわかられると思いますが、
ピアノは
個々の成長に応じて、
細かいステップを踏みながら、進んでいくことが出来ます。
発達障害と言われた生徒さんも、時間こそ短いものの、次第に長くなる曲の中で、
集中できる時間も自然に長くなっていけます。
勿論、
レッスン中の集中時間は短いですが、
それでも確実に成長しているのが、
弾く曲の長さと出来栄えによってわかり、周りの人を幸せにしています。
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カ
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