ピアノの音階 ・ 大切な親指くぐり
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。
このホームページのお蔭で、小さな生徒さんが増えました。
1からピアノを始める方々のお問い合わせ、体験レッスンが増えました。
ホームページを見て下さっているからか、体験レッスンが済んで、
「お家でどうされるか、話し合ってくださいね。」とお伝えしますと、
殆どの方が「今、入会します。」・・と言って下さいます。
とても嬉しくなりますね。
さて、初歩で入会下さった生徒さんが、前後して
「音階・スケール」を学習する頃になりました。
初歩の方々は順を踏んで、音階までになってきます。
*5本の指で鍵盤を押さえる。
(ピアノを弾く時の身体と姿勢・きれいな手の形・力を入れない打鍵)
*指を見ないで、楽譜を見てピアノを弾く。
(まだ音の跳躍がありません)
*暗譜の仕方
*指を広げるたり、狭めたり。
(姿勢・きれいな手の形・指1本ずつの力を入れない独立打鍵・きれいな音とは?指を見ないで弾く)
*右手と左手の役割分担。
(メロディーと伴奏の力配分・きれいなメロディーの歌わせ方)
*少し指の跳躍がある時は、ピアノの鍵盤を見る。
(それ以外はピアノを見ないで弾く)
*2つの和音を弾く(バランスよく押さえる)
上記だけでは書き表せないことがたくさんありますが、
これだけが出来るようになって、ようやく指をくぐらせる「音階」が始まります。
音階を弾く前に、何度も
親指を「くぐらせたり、戻したり」の練習を繰り返しながら、
自然に指がきれいにくぐれれば、音階を練習します。
この時もくぐり方の練習はピアノの鍵盤を見ますが、
慣れたら感覚で弾き、
指のくぐりが出来ていれば、ピアノの鍵盤は見ない。
生徒さんには、
5本の指の中で、親指だけが違った方向についていることを認識させて
(これはレッスンの最初で何度かお話しています)、
上手くその違いを生かしてくぐらせることを実践していきます。
音階は弾けたら終わると思っている生徒さんが多いのですが、
「カノンピアノ」では常に音階は弾いていただいています。
音階は
指を運びにとっても、音のバランスにとっても、調の感覚を養うのにも、
本当に良い練習です。
私は「ピアノのテクニック」のスケールのところを弾いて頂いていましたが、
楽譜が小さいので、低学年の生徒さんのテキストを考えていましたが、
最近、良いテキストに出会いました。
このテキストにつきましては、次回に掲載したいと思います。
指をくぐらせる大切な練習ですから、初めからきっちりと、この練習を致しましょう!
http://ameblo.jp/canonpianoyabashi/
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