音階(親指くぐり)は小さい時から

芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。

ピアノの練習を続けていくと、必ず

指使いと親指をくぐらせる練習があります。

指使いは、初めから絶対に守るようにしています。

手が大きくなってくると、本に書かれていない指で弾く方が、上手く弾けるときもあります。

他の先生から変わって来られた生徒さんで、指使いがでたらめな生徒さんがいらっしゃいます。

結局は、指使いが曖昧なことで、暗譜をしてもその都度、指使いが違って、

自分自身を苦しめてしまいます。

注意をしても、小さい時からの事は、なかなか直りません。

初めが大切ですね。

次に指をくぐらせる練習ですが、ひじを使ってくぐらせないように、

何度も説明します。

導入の生徒さんには、指を持って教えています。

それに有効なのは、やはり音階です。

最初は1オクターブから。

それがスムーズに出来るようになったら、2オクターブにしています。

自分の身体の前を手首が通ったりすると、難しいですよね。

小さいうちに慣れてしまうと、余り苦労を感じません。

又、均等に指が動かせて、曲の中の音階もスムーズに弾けます。

何気ない事ですが、とても大切な練習です。

アルペジオはやはり難しいので、どうしても後になってしまいますが、

この練習も早くから取り入れたいと考えて、

生徒さんの個性や、指の形を見ながら、

導入する時期を考えています。

実は音階はバイエルにも、メトードローズにも、ピアノのテクニックにも、

シッカリと記載がありますので、いかにピアノを弾くために、

スケールの練習が必要なのかが、良く解ります。

是非、今使っていらっしゃるテキストを見て下さい。

絶対、どこかに書かれていますよ!

ハノンはそのためのテキストです。

私は子どものころ、とてもこの練習が嫌いでした。

でも、色々な調の音階が弾けるようになると、

指って自然に軽く動くようになります。

時間がないときには、その練習だけをしておく方も沢山いらっしゃいます。

それほど大切で、有意義な練習は毎日5分でもしましょう。

 

お問い合わせ (中学生以下の無料体験レッスン等)

芦屋市 ピアノ教室「カノンピアノ」

http://canonpiano.com

「カノンピアノ」 日常のあれこれ ブログ

http://ameblo.jp/canonpianoyabashi/

 

関連記事

島村楽器

ピアノ教則本とピアノ曲の研究

効率良く、ピアノ練習をすすめるには 常に効率よく、ピアノの練習が出来て、進度が早く進めるように、日

記事を読む

pianowohuku

冬のピアノの衛生管理

芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 冬のピアノの管理はどうされていますか? 寒くなったレッ

記事を読む

ピアノ 脳トレーニング

ピアノの練習で育む「音脳」とは①

芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 小学校1年生からレッスンに来て下さっている生徒さん、

記事を読む

お花のプレゼント

生徒さんから!

芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 午後6時に来られる生徒さん、いつもちょっと早めですが

記事を読む

父になる

「そして父になる」バックのピアノ曲

映画のバック曲 先日テレビで、前から見たかった福山雅治主演の「そして父になる」を見ました。

記事を読む

ネット レッスン

ネット時代

ピアノもネットで習う時代! 最近、学校の授業もネットで!・・等と云う記事を見たりしますが、

記事を読む

正門先生

正門憲也先生の特別授業

お勉強も必要です 本日、教室に東京から作曲家で桐朋学園の、正門憲也先生が来てくださいました。

記事を読む

ブルクミューラーの「アラベスク」

兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 今年も早や12月、「ピアノ・クリスマス会」まで3週

記事を読む

苦手意識を作らないために(譜読み)

芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 小さい時から「カノンピアノ」教室に通って下さる生徒さ

記事を読む

自筆譜

ショパンの楽譜

整然とした楽譜 以前にショパンの楽譜について、掲載したことがあります。 ショパンの自筆譜です

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


  • ブログ 音大受験 英国王立音楽検定 音ギャラリー スタインウェイ よくあるご質問 生徒さんの声 マイベストプロ
PAGE TOP ↑