母校の校舎との別れ
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。
私が学生時代を過ごした桐朋学園、
母校の取り壊しが、夏休みからいよいよ始まるそうです。
校舎の見学は、5月中だそうで、行けずに残念です。
一昨年、音楽教室の研修会があり、この校舎には暑い夏休みに行きました。
さすがに古くなったとは思いましたが、私は
懐かしいわが家に帰った気持ちで、
学生時代の色々な出来事を思い出しました。
桐朋学園は自由な気質で溢れていました。
管楽器の生徒達は廊下や外で音を出していたり、あちこちの練習室では個性あふれるピアノの音が聞こえて来たり・・
朝早くから、レッスン室を取りに行ったことも、懐かしい思い出です。
皆で集まった学生ホール、実技試験でいつも使った333の部屋。
小澤征爾さんが学生オーケストラの指揮をしに来られて、
オーケストラの部屋の4階まで、
階段に生徒が鈴なりになっていたことも・・
東京芸大の生徒さんも来ていましたね。
外に開かれた学校でもありました。
ガラスのドアを開けると、階段の上に斎藤秀雄先生が車椅子に座っていらっしゃいました。
生徒さん達が先生の車椅子を皆で降ろしたりしていましたね。
そんな階段や練習室がなくなるのは本当に寂しい事ですが、
学校に行かなくても、すぐに思い出せるから、私にはもう必要が無いのだと思ったりします。
過去には戻れないし、
懐かしむより、やれる事をシッカリとやりなさい!・・と、
井口基成先生がおっしゃる気も致します。
今自分に出来る事!・・家族に、生徒さん達に、友人に!、
をいつも考えて、毎日、忙しく楽しい生活をしています。
芦屋市 / 神戸市東灘区 / 神戸市灘区 / 神戸市中央区 / 西宮市 / 宝塚市
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芦屋市 ピアノ教室「カノンピアノ」
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