ショパンの楽譜
整然とした楽譜
以前にショパンの楽譜について、掲載したことがあります。
ショパンの自筆譜です。
ショパンの自筆譜、エチュードはほとんど手直しがなく、整然と音符が並んでいます。
この頃はペンで書いていたので、消すことは不可能でした。
何にでも、意味がある?
又、高い音になったら、現在は音符の左に棒を引きますが、
ショパンは全て、右側に棒を引いています。
作曲の先生に尋ねたら、「すべての棒を右に引いた方が、音符が速く書けたから!・・ではないか?」
・・とのことでした。
「なる程!」
ドンドン右側に書いていけば、速く書けますよね。
じゃあ、どうして今は右なのでしょう!
それも聞いておけば良かった。
ショパンも悩んで。
最初に整然と!・・と書きましたが、ショパンが書きなぐった楽譜も見つけました。
イライラとしていたのか、関係の無い五線の部分にも、イライラの線がありました。
人間味の溢れる人だったのか?
かんしゃく持ちかな?
前回は整然とした楽譜を載せましたので、今回はイライラの楽譜を載せました。
人間味溢れる楽譜かな?
エチュードには、どのように弾いて欲しいか?・・もシッカリと書かれています。
このように弾いて欲しい!!!・・とその頃のショパンが、かなり色々と指示していたことが読み取れて、
ピアノを弾く人には、とても面白いショパンの一面が見てとれます。
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