ピアノの楽器の探検
どのように音が出るのか?
ピアノってどうして音が出るのか、生徒さんは興味が一杯!
アップライトピアノは調律の時にしかピアノの中が見られませんが、グランドピアノは譜面台をずらしたり、ふたを開けると、中が見えます。
弦を触らないように、注意して、一緒に見ましょう。
沢山の部品で出来ています。
ピアノは打楽器?
弦を下と上のハンマーで叩いて、音を出します。
叩くと云う意味では、打楽器に似ています。
実際に「打鍵」(ハンマーでピアノを叩くこと)と云う言葉がありますから、弦を打って、音を出しています。
打たれた弦が、響いている間が、音が出ている時間です。
ですから、ピアノは弦をハンマーで打った時が1番大きな音が出て、ずっとハンマーを押さえていても、音は大きくなりませんが、ハンマーを離してしまうと、音はすぐに消えてしまします。
ピアノの構造を理解しておくことは、大切なことです。
何度も鍵盤を押さえて、どうなっているかを見たい生徒さんもいますね。
そんなときは、時間まで見てもらうことにしています。
又覚えた曲は、譜面台無しで弾いたら、ハンマーの色々な動きがわかります。
ペダルが使えると、もっと楽しみも増えていきますが、急がないで、丁寧に積み重ねていきましょう。
グランドピアノの本来の音は、ふたを開けて弾く音ですから、機会があるときは、必ず開けて弾いて頂きます。
ピアノが本来持っている力は、使いこなせば、威力を最大限、発揮してくれます。
良ーく、音を聴いて
力に任せて弾かず、ピアノの音に耳を傾けることが、何よりも大切なことです。
一番、力が要らず、抜けて良い音がするタイミングが、耳を傾けていると、聴こえてきますよ。
それが本当のピアノの練習です。
関連記事
-
ブルクミューラーの「アラベスク」
兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 今年も早や12月、「ピアノ・クリスマス会」まで3週
-
楽しく練習すること。
書く事の大切さ ピアノを初めて半年経つと、絶対音感トレーニングをされている方は、 書きとって
-
英国王立検定の楽典を始めました。
兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 来年の英国王立検定の楽典に備えて、グレード2の楽典
-
連弾リレー「ウォルフガングの玉手箱」
兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 今年の発表会は春畑セロリさんの
-
メトロノームの大切な練習
兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。 皆様はピアノの練習の時に、 メトロノームをお
-
ピアノを弾くのは全身運動
ピアノを弾く事 ピアノを弾く!・・その姿を見ると、腕と指だけで弾いているように見えるかも知れません
- PREV
- 久しぶりに、レッスンした生徒さん
- NEXT
- 「そして父になる」バックのピアノ曲