1の指(親指)の使い方
ウォーミングアップ
梅雨に入ったはずなのに、全く雨が降らず、芦屋川は水が流れていない日々です。少し、雨に期待してしまいますね。
今日のピアノのレッスンは、小さい生徒さんの、1の指の使い方の練習でした。もうすぐ、「1の指のくぐる練習」が始まるので、ウォーミングアップを兼ねて、やってみました。1の指の指先の使い方を間違えると、後で生徒さん本人がとても困るので、1の指のくぐる練習前に、必ずウォーミングアップをしておきます。楽譜を見ながらすると、崩れ易いので、楽譜を見る前に、指を見ながら、練習しておきましょう。1番始めのレッスンで、1の指の大切さはお伝えしてありますが、次は使い方をシッカリお伝えします。
キレイな指の形で!
最初から、毎日練習をしている生徒さんなので、無理なくキレイな指の形で、くぐる事ができました。
次に1の指でピアノの鍵盤を押さえて、1の指にあとの4本の指をかぶせる練習をして、今日の1の指のウォーミングアップは終わりました。
そのあとで、お家で練習したものを、見せて頂きました。良く練習してあり、その中で1番難しい曲を、次までの暗譜にしました。「大丈夫。出来る!」と言ってくれましたが、「出来なかった時は言ってね。」と伝えました。1週間で出来るものもあれば、2週間かけて出来るものもありますので、焦らず取り組んで欲しいと思っています。
大切なお母様の見守り
この生徒さんのお母様は、お子さんを見守る、と云う方ですので、決してお子さんに無理なことはおっしゃらないようです。それが、お子さんがのびのびと練習出来る、秘訣のような気がします。前に私が「この曲はもう1週間弾いて来てね。」と言ったら、涙ぐんだ生徒さんがいらっしゃいました。お母様から、終わって来るように言われたそうです。それも、親心。その時には、レッスンノートに、「指の練習になるから、今日は弾けていましたが、もう1週間弾いて下さい。」と書きました。次の週には、楽々と弾けましたから、無理をすることはありません。
1の指のウォーミングアップを、今日の生徒さんの宿題にしました。いつも持ってきてくださる、5線紙のノートに書いてお渡ししました。スムーズに出来ると、次に楽に進めますね。その後の、絶対音感トレーニングも楽しんで、受けてくれました。
小さなお子さんって、無限の可能性があって、ピアノのレッスンは、とても私も、楽しませて頂いています。
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