ピアノ導入時の注意あれこれ
芦屋はこんな所です。
今日は夕方から、久しぶりの雨模様。本当に久しぶりで、庭の草木も喜んでいると思います。私は雨の用意さえ出来ていれば、雨は嫌いじゃないんです。あめが降ると、芦屋川の水も流れますし、流れている芦屋川の水を見ているのも、好きですね。芦屋川は天井川です。神戸や芦屋、西宮あたりの川は全てそうです。余談ですが、この阪神間は六甲山からの恵みをうけ、美味しい宮水(お酒になる水)がたくさん湧き出ています。造り酒屋が多い地域です。
私は植物を植えたり、花に水をやったりはとても好きなのですが、夏の水やりの時の蚊だけは、なんとかならないものかと思います。ただでさえ、人がたくさん居ても、私一人が刺される事が多いです。もうすぐ、憂鬱な季節になります。
導入時の練習方法
さて肝心なお話です。ピアノが両手になった生徒さんは、楽譜と両手と、両方見たいような時があり、目があちこちにいきます。手が放れる所なら仕方がないのですが、どうしても確認したいみたいです。私は手を見ないで、楽譜だけを見て弾く練習をしていただきます。そのうちに指が色々な事をキャッチして、楽譜を見ながら弾けるようになります。楽譜を見ても、ピアノの鍵盤が見えないわけではないので、感覚も身につけて欲しいと思っています。私は毎週のピアノの練習には、新しい譜読み、暗譜は必ずお家でして頂いています。
手を見ないで弾くこと
前に別の先生から移って来られた方は、手を見ないで弾く事ができず、楽譜を見ながらピアノを弾く、初見奏が全く出来ませんでした。その方には、ピアノ初見奏の訓練もしましたので、大変な時間がかかりました。
あきらめない
でも脳は日夜、そのような新しいことに応えようとしてくれるので、半年を過ぎた頃から、譜読みが速くなりました。
導入の方には、ピアノの鍵盤を押さえている指より、楽譜の先を見ていくことも、シッカリと教えておかなければなりません。後で困らないように、色々な所に注意して、ピアノのレッスンをしています。
指はみんな違う
又、小さい生徒さんは、指もまだ弱いので、無理な力で大きな音を出させたりするのも禁物です。一人一人の指の成長や、やる気になっている時期も見て、それぞれの生徒さんに合った方法で、これからもレッスンを進めていきたいと考えています。1ヶ月もすると、毎日練習している生徒さんは、きれいに5本の指が開いてきますね。
ピアノのレッスンに来られる生徒さんから学ぶことは、たくさんあります。私も日々勉強です。これで良いと云うことは、ないからです。楽しくそれぞれの指の個性や、発達状態を見て、自分に合った方法を見つけて練習しましょう。
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