耳コピーの短所
得意過ぎるのも短所に。
耳コピーが得意な生徒さんのレッスン。
絶対音感を持っているのは勿論のこと、耳コピーで色々な曲を弾くことが、大好きな生徒さんです。
放っておいたら、ずっとピアノで弾いています。
ピアノを弾くのは大好き!
飽きないらしいです。
読み取れない、楽譜からの情報!
ただ、音が分かりすぎるのが、アダとなって、なかなか楽譜からの、色々な情報を読み取ることができません。
バッハの3声も、各声部の練習をして、結局半分までのレッスンになりました。
指使いも適当になってしまいがち。
なかなか進みませんが、1曲がきっちり解かれば、出来るはずなので、一緒に根気強く、取り組もうと思います。
耳からのものは、ショパンのエチュードの「木枯らし」も弾くのです。
耳から入る、又音が分かりすぎる、短所かも知れません。
せっかくできるのだから・・
耳が良いのですから、音楽的なところまで汲み取って弾ければ、これに勝るものはないと思うのですが、
なかなか、そうそう、人間って、上手いところだけ取るのは、難しいですね。
癖のようになってしまっているのを、どのように矯正していくか?・・ですが、細かく注意していくしか無いようです。
初めに耳からの指導を受けてしまうと、読譜が難しくなります。
面倒になるんですね。
小さい時から、目から読み取れることを、優先にしつつ、
耳からの情報を強化していくことが、大切かと思います。
スゴイ聴き取る力
レッスンの最後に、少し難しい和音をしましたが、スラスラと答えてくれました。
この力を、読譜に生かしていく方法を、ちょっと考えついたので、実践してみようと思います。
子供の目に見えない能力に驚きつつ、又楽しみにしている、私でもあります。
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