ピアノの練習で育む音脳とは②
芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。
前回はピアノを毎日弾くことで養われる、基本的な音脳についてを書きました。
今回はそれを養った上で、実際にどのような事に役立つのかを書こうと思います。
子どもの頃の脳の成長には、目を見張るものがあります。
特に生まれてから2才位までは
笑ったり、寝返ったり、這ったり、立ったり、歩いたりと、
運動面での成長はスゴイですね。
また、お母さんやお父さん、また兄弟が居れば、家族の言葉を理解したり、
自分の意思を伝えようと、
指さしたり、ごねたり、要求したり、話始めたりします。
この2年間は、本当に大切な日々だと思います。
身体も大きくなってきますね。
4才を過ぎると、はっきりと自分自身が確立すると共に、
身体も成長して、しばらくの間、椅子に座って先生の話を聞くことが容易に出来るようになります。
3年保育の幼稚園や保育園に通っていると、最近のお子さんは、
もう少し早くから色々な事が出来るようです。
ピアノを毎日弾くことで、リズム感やハーモニー感が育つことをお話しましたが、
自分からピアノを弾くことによって、
まず「理解力」が育ってきます。
前回もお話しましたように、楽譜をよんで左右の手で別の事をすることは、大変複雑に脳を使います。
そのためにある程度ピアノが進むと「理解力」は真っ先に育ち始めます。
ピアノのレッスンで注意されたことを、
理解して、直そうとする努力も大切な理解を深める行為です。
次に「注意力」「集中力」が加わります。
一回で間違いなくピアノを弾くことは、真っ先に覚えなければならないことです。
その時に「いつも間違ってしまうところを注意して弾く」
「注意して弾くために集中する」必要があります。
それが確立し始める頃には、
自分の音を「聴く力」
や毎日ピアノを弾く習慣が身につくことで
「持久力」が出来てきます。
それと共に
「表現力」や「判断力」が一緒に成長してきます。
どれ一つとして単体で育つ訳ではなく、
全てが連動して育ってきます。
脳の成長は人それぞれに進度はまちまちでも、確実に成長していきます。
それは、
『ピアノを弾く』と云う行為が、「脳」も「身体」も「心」も使って、
行われるからです。
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