両手脳 片手脳
兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。
平成が終わり、新たな元号「令和」がいよいよ始まりました。
始まりをきっかけに、「カノンピアノ」が大切にしている、
ピアノと脳のつながりをお話したいと思います。
ピアノは両手で全く別々の動きを手でする楽器です。
多分、他の楽器では、10指を駆使してメロディーと伴奏を一度に弾く画期は、ピアノしかないと思います。
その分、
ピアノを始めるときから、両手で譜読みに慣れる努力が大切です。
年中さん、年長さんは知らない間に習得出来る場合が多いですね。
私の教室で小学3年生からピアノを始めた方も、現在、両手で新曲視奏を上手にされています。
初めから、熱心に両手でトライされていました。
現在は両手で、次の曲の譜読みも上手にされます。
何事も最初が大切ですね。
最初から両手で弾こうとすると、脳も左右の脳とそれを繋ぐ「脳梁」を鍛えながら、
脳全体が動き始めます。
その「脳梁」をフルに動かすことが、大切なことです。
けれども、どうしても弾けないところがあれば、それは片手で練習するべきです。
でも、脳は両手で弾いたことを覚えていますから、片手で練習した後に、また両手で弾けば脳は忘れません。
では、片手ずつで練習した場合はどうでしょうか?
脳は「あっ、左手で弾くんだ」とまず思います。
右手で弾く場合は左脳が動きます。
左手で弾く場合は、右脳が動きます。
この場合、確かに右脳、左脳は動きます。
しかし、左脳と右脳を繋ぐ脳梁は動きません。
勝手に、「脳梁」は動く必要が無いと思うんですね。
これが折角ピアノを弾いているのに、
「脳梁」が鍛えられにのは、本当にもったいないことです。
脳は使えば使うほど、普段使われていいないところまで、成長していきます。
必ず、ピアノの習い始めから両手で譜読みをして、「脳梁」を鍛えていきましょう。
ト音記号とヘ音記号の楽譜を読みことは、本当に難しいことですが、やれば必ずできます。
自分も脳も甘やかさず、挑戦していきましょう!
「カノンピアノ」は最初から「脳梁」を動かしながら、ピアノを弾くことを目指しています。
小さくても、大きくなっても、必ずできますから、トライしていきましょう!
70歳を超えている方ですが、両手で出来ましたよ。
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〒659-0074 芦屋市平田町1-29
講師 矢橋高子(やばし たかこ)
桐朋学園大学 ピアノ科卒業
080-2441-8054
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