先生、ここ教えて!
兵庫県芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。
ピアノを習い始めて3年と少しのR君、レッスンに来た時から15分~20分の毎日練習で、
ソナチネアルバム1がほぼ終了しました。
R君はソナチネアルバムのパターンを早く読み込んでしまうので、譜読みが早い!
そこで、夏休みにもなるので、タッチの練習も兼ねて、「エリーゼのために」に挑戦。
生徒さん達の中では「エリーゼのために」は発表会の曲のようで、結構喜んで取り組んでくれました。
ゆっくり丁寧に弾いていましたので、何度も出てくる最初のメロディーの歌い方や、
柔らかなタッチや曲の流れを確認しながら進めていました。
最初のアウフタクト(弱起の曲)の入り方や、PP(ピアノニッシモ)の弾き方は、
結構な難しさなんですね。
しかも「poco moto(少し動きをつけて)」も難しい。
しかしR君は何とかそこを弾きこなし、その部分を少し速く弾き始めていました。
ところが昨日、「今日は先生ビックリするよ!」
・・と言われたので、「???」と思いながら聴いていると、
あらあら、思いがけず速く弾けている(*^-^*)
次の32分音符も弾き方を教えてあって、練習あるのみ!・・でしたが、上手に弾けていてビックリ(*_*)
なにしろ15分練習なので、「何故?」・・と思いながらも一生懸命弾いているので、
私はもっと後で言おうと思っていたことも、こと細かに言うこととなりました。
しかし最後の右手の和音の上の音のメロディーはなかなか難しくて、速く弾くにはもう少し時間がかかりそうでした。
左手の連打も同じ音ですが、右手を盛り上げながら弾かなければならないので、難しいですね。
一応レッスンで全て伝えて、もう1回弾き方の確認をしようとした時にR君が
「先生、ここもう一回教えて!」・・と言ったんです(*_*)!
このいきなりの和音の流れも難しいです。
そのあとの右手を歌わせるのが前打音絡みで歌い辛いようでした。
突然、短調から長調になりますしね。
気持ちの切り替えもこの3つの和音を弾く間に。
※毎週の練習の成果も沢山あります。
半音階も練習しましたね。
アルペッジオも現在シッカリ練習中です。
今までそんなことは言ったことが無かったので、再度ビックリ!
今週は30分程練習したようでした。
ところが、最後の最後にお姉さんのヴァイオリンの先生の「弾き合い会」に出ることになったそうで、
「え~~~」と驚くことばかり。
弟クンも出るそうで、譜読みして2週間ほどだよ~!・・と言いたかったのですが、
「出たがりのご兄弟」ですので、
「出たくない」などと言う生徒さんよりはイイのかな?・・と思った次第でした。
もう少し早くお話下されば、夏休みに入ってから全力投球させたのですが、
先生が数日前におっしゃったそうで。
・・と云う訳で、「ここ教えて!」と云うことになったようでした。
でも、どんな機会でも、そのような事が思えて、
成長していることがわかって嬉しくもあり、ちょっと複雑でもあり・・でした。
発表会に出たがらない生徒さんもいらっしゃるので、やってみたいことは大歓迎です。
「上手く弾けるかなあ~」と、今とても心配な私ですが。
もう1度、呼びましょうか!!!
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