被爆したヴァイオリン
先日、桐朋・茨木教室時代のソルフェージュ科の生徒さん・伊藤さくらさんが、
広島で被爆したヴァイオリンをお借りして、コンサートをされました。
彼女は桐朋学園大学からチェコで勉強して、
現在チェコのオーケストラ正団員として、
また今もオーストリアで勉強も続けていらっしゃいます。
広島で被爆したアップライトピアノの事は良く知っていましたが、
ヴァイオリンの存在は、彼女の演奏会のお話を聞くまで知りませんでした。
そのヴァイオリンはロシア(当時のソビエト)で制作され、
ロシアから戦争で日本へ逃げて来られた方が持っておられたヴァイオリンです。
日本で平穏に暮らされていましたが、日本の戦争参戦により、
行き場を失われて、広島で原爆に合われました。
どのように逃げるときにも、ヴァイオリンは離されなかったそうです。
伊藤さくらさんとお話すると、とても弾けるような状態ではないところ、
修復されて、今回のコンサートにたどり着かれたそうです。
広島でもコンサートをされるとのこと、
私たち、戦争を知らない人々にも、時を越えて「平和への祈り」が
届けられる事を願っています。
今も世界中で戦争が絶えませんが、
失うことはあっても、何も生まれないことを世界中の人に知って欲しいと思います。
帰りに空を見上げると、平和な静かなゆうぐれで、思わず写真を撮りました。
この空がいつまでも平和であって欲しいと願うばかりです。
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〒659-0074 芦屋市平田町1-29
講師 矢橋高子(やばし たかこ)
桐朋学園大学 ピアノ科卒業
080-2441-8054

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