ピアノを弾く時の脱力 腕 ②

芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」です。

今回はピアノに向かう時の手と腕の骨の成り立ちについて書きます。

両手を真っ直ぐ前に出して、

ピアノを弾く形で、手の甲を上にしてみましょう。

手のひらを、親指側に回します。

そうすると、45度程回転しますが、それ以上は回りません。

次に手の甲を上にして、

小指側に回します。

そうすると手の平が上になり、180度回転します。

これは手首につながる肘からの「骨の付き方」によるからです。

肘から手首までの骨は尺骨と橈骨と云う2本の骨で出来ています。

手の平を上にすると真っ直ぐになり、手の甲を上にすると、2本の骨がクロスします。

腕の骨の仕組み

 

→手の平が上

 

 

→手の甲が上・ピアノを弾く時の状態

 

ですから、

手は小指を主軸にした方が、不必要な力がかからなくなります。

ところが、小指は、小さい時はピアノを弾くのに使うのは、

指も細いし、立たないし、大変難しいと言えます。

そこで、どうしても

親指の方に手が寄りがちです。

それが、力を入れてしまう原因になり、

ピアノを弾く時にの大切な脱力の妨げになってしまいます。

ピアノを弾くには、まず腕や手の関節がどのようになっているのかを、

良く理解する必要があります。

ただ、ひたすら練習をすれば、ピアノは弾けるようにはなるかも知れませんが、

ピアノと格闘することになり、

疲れる作業を繰り返すことになってしまいます。

年中ですが、指の骨の仕組みを理解して感じて弾いている生徒さんの動画をご覧ください。

脱力と関節の動きを練習してから、2週間です。

 

 

芦屋市 ピアノ教室「カノンピアノ」

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