梅雨時のピアノの管理
風を選んで。
梅雨の真っ只中! 外も家の中も、湿度が高いですね。ピアノの管理に注意が必要です。 私の住む芦屋市は、北に六甲山、南は瀬戸内海と云う、景色のキレイな街です。 海からの潮風はピアノに大敵ですが、北からの山風は、爽やかな、良い風です。 晴れた日には、北側の窓を開けて、風を良く通しています。
湿度との戦い
梅雨の時期の、雨の日は、ピアノのレッスン室の、エアコンの除湿をかけて、レッスン室のドアを開けています。換気扇もフル稼働です。 以前にコンクリートの打ちっぱなしのお家で、さびたピアノを見たことがあります。コンクリートは、日本の湿度には対応出来ないようです。 特に、梅雨時のピアノには、どうしようもありません。せめて換気の設備を徹底しないと、ピアノが可哀想です。 弦は張替えになるでしょうし、ハンマーなどにも不具合が出てくると思います。
梅雨明けには調律を!
梅雨が明けたら、必ず調律をして、ピアノのケアーをした方が、ピアノにも良いし、気持ちも晴れやかになりますね。 調律をしても、そのあと、湿度の高い暑い夏が来ますから、気は抜けませんが・・ 調律はいつも、神戸の「日本ピアノサービス」にお願いしています。芦屋からは、車で15分位の距離です。母の代から、お世話になっています。 こちらに伺うと、古いスタンウェイから、最近のスタンウェイまで、たくさんのスタンウェイに出会えます。胸がワクワクする瞬間ですね。
ピアノとの出会い
ピアノとは相性がありますし、人と同じで、出会いもあります。 私が結婚した時に、父が買ってくれた、YAMAHAのピアノも良いピアノでした。 手放すのが惜しかったのですが、母のスタンウェイがわが家に来ることになり、さすがに3台のグランドピアノはどうしようもないので、泣く泣く、手放しました。 主人の両親が所有していた、古いYAMAHAのアップライトピアノもありましたのから・・。昔の引き出し式の蓋のあるタイプのピアノです。 ピアノを引き取った時に、鳴らない音や、上がらない鍵盤がありましたので、「日本ピアノサービス」にオーバホールをお願いしました。 そんなピアノの色々な悩みはありますが、ピアノ調整のプロにめぐまれて、日々感謝しつつ、ピアノとの暮らしを楽しんでいます。
公開日: